解析方法によっては、特定の計測データが必要な場合があります。例えば、GPS表示にはGPSデータが、サスペンション解析にはサスペンションストロークが必須です。
また、多くの解析にはマップデータと参照速度が必須となります。
なお、表示できる解析方法は、車両選択ダイアログで選択した種類によって異なりますが、ここではすべて取り上げています。
横軸を距離(時間)でプロットデータロガーの解析でもっとも基本となるグラフです。
速度を計測している場合には、参照速度として算出して横軸を距離でとることができますが、速度を計測していない場合には時間をとることしかできません。
横軸を切り替えるには、「編集」メニューの「時間/距離 切り替え」を選択するか、ツールバーの
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プロットチャンネル設定 グラフ表示に関する設定を行います。
横軸を周波数でプロットFFT解析表示です。横軸が周波数となります。
X-Yプロット横軸に任意のチャンネルを指定して、グラフを表示します。
横Gと前後Gを表示させると、いわゆるG-Gダイアグラムを表示させられます。
「オプション」メニューの「設定」を選択するか、ツールバーの
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X/Y プロット設定 X-Yプロットグラフ表示に関する設定を行います。 ヒストグラムヒストグラム表示を行います。
エンジンの使用回転域などの解析に利用します。
複数のチャンネルやデータを同時表示している場合の表示方法は、「オプション」メニューか右上のアイコンで切り替えます。
「オプション」メニューの「設定」を選択するか、グラフ右上の
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ヒストグラムパラメータ ヒストグラム表示に関する設定を行います。 GPSデータGPSモジュールによって計測されたデータが記録されている場合、その位置情報を使用して3次元の走行軌跡を表示できます。
「GPS」メニューの「グリッド」を選択するか、ツールバーの
![]() 「編集」メニューの「3Dチャンネル」を選択するか、ツールバーの
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3Dチャンネル設定 GPS表示に関する設定を行います。
ラップタイム計測されているラップタイムの一覧を表示します。区間タイムを計測している場合には、同時に表示されます。これは、区間タイムリポートとは異なり、ラップセンサ (もしくはGPS)によって計測された、絶対値のみの表示です。
「オプション」メニューの「設定」を選択するか、グラフ右上の
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ラップタイム設定 ラップタイム表示に関する設定を行います。 区間タイム計測されている参照速度と、マップデータをもとに算出された区間タイム一覧を表示します。
一覧の各項目の詳細は下記のとおりです。
ツールバーの
![]() 「オプション」メニューの「設定」を選択するか、グラフ右上の
![]() ヒント:ピットイン・ピットアウトの周回などが無効になっていないと、理論的ベストラップなどの計算に大きな誤差が発生します。詳細はラップマネージャをご覧ください。
区間タイム設定 区間タイムリポートに関する設定を行います。 エンジンRPM解析記録されているデータの物理量から、エンジンの出力性能などを算出し、表示します。
算出データは、計測データや空気抵抗係数などの各種パラメータの数値を厳密にするほど、精度が向上します。
使用方法の詳細については、英語版マニュアル(PDF 522kB)を参照してください。
サーキットリポートサーキットの各部における、データをわかりやすくマップデータ上に表示します。
使用方法の詳細については、英語版マニュアル(PDF 252kB)を参照してください。
チャンネルリポート記録されているチャンネルの各種統計値を一覧表形式で表示します。
右上の「追加/削除」ボタンをクリックするか、「編集」メニューの「リポートの追加/削除」を選択するか、ツールバーの
![]() また、「オプション」メニューの「設定」を選択するか、グラフ右上の
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リポートの追加/削除 リポートに追加する項目を選択します。
チャンネルリポート設定 チャンネルリポート表示に関する設定を行います。
サスペンション解析記録されているサスペンションストロークセンサデータから、各種解析を行います。
使用方法の詳細については、英語版マニュアル(PDF 380kB)を参照してください。
4輪セットアップ解析記録されているデータから、走行中の車体の挙動を模式図で表示します。
ダッシュボード実際のメーター表示を模した表示を行います。
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